旅の準備
出発前の10分で、旅の予定をひとまとめにする
航空券の予約確認はメール、ホテルは PDF、空港の送迎は予約サイトの画面をスクリーンショット。現地のツアーは電子チケット、レストランはまた別のメール。個人で旅行を組むと、予約はだいたいこうしてばらばらの場所に届きます。
困るのは旅行中です。空港に着いて送迎の集合場所を確かめたいだけなのに、メールアプリを開き、検索して、見つからないので写真アプリを見に行く。情報が無いのではなく、どこにあるか思い出せないことが手間になっています。
これは出発前に一度だけ手を動かせば、ほとんど解消します。以下は台北3泊4日を例にした手順です。所要はだいたい10分ほどで、旅行中に何度も繰り返していた検索がなくなります。
1. 予約票を1か所に集める
まず、予約の控えをすべて「画像か PDF」の形にします。特別なことはしません。
- メールで届いた予約確認は、スクリーンショットを撮る
- PDF で届いたものは、そのまま端末に保存しておく
- 予約サイトの完了画面しか残っていないものも、スクリーンショットで十分
台北3泊4日だと、往復の航空券・ホテル・空港送迎(往復)・現地ツアー・レストランで7点ほどになります。ここで「あとで探せばいい」と思っていたものが1つ2つ見つからないことがありますが、それが分かるのは出発前のほうが圧倒的に楽です。 この時点での棚卸しにも意味があります。
2. まとめて読み取らせる
集めたファイルを、JUNROS の「予定登録」タブから読み込みます。「撮影する」で紙の控えをその場で撮ることもできますし、「ファイル・PDF」から写真ライブラリや保存済みの PDF をまとめて選ぶこともできます。1件ずつではなく、7点を一度に渡してかまいません。
AI が日付・時刻・場所・便名・確認番号といった項目を読み取り、旅程の予定として並べます。手で打ち込む必要はありません。
3. 読み取り結果をその場で確認する
ここが一番大事な工程です。読み取った内容はそのまま登録されず、必ず確認画面に出ます。 項目ごとに値が入ったフォームが表示されるので、目で見て、違っていればその場で直します。
とくに確認しておくとよいのが次の3つです。
- 時刻 — 出発と到着、チェックインとチェックアウトが入れ替わっていないか
- タイムゾーン — 海外の予定は「現地の時計で何時か」を持たせておくと、並び順と通知が正しくなります。日本国内だけの旅程なら省略できます
- 確認番号 — 当日カウンターで照合する唯一の手がかりになることがあります
10分のうち半分はこの確認に使う、くらいの配分がちょうどよいと思います。読み取りは万能ではないので、ここで見ておく前提で作っています。
4. 読み取り欄にない情報は、メモに入れておく
予約票には書いてあるけれど、予定の項目としては持たない情報があります。座席番号、ターミナル、客室タイプ、キャンセル規定、集合場所の細かい説明などです。
こうしたものは、当日ほしくなったときにメモ欄へ移しておくと早く出せます。たとえば現地ツアーの解散時刻や、送迎の集合カウンターの位置です。全部を写す必要はなく、「当日、これが分からないと困る」ものだけで十分です。
5. 元の画像と PDF は、予定と一緒に残しておく
読み取ったあと、元の画像や PDF は予定に添付されたまま残ります。これは消さないでおくことをおすすめします。
旅行中に必要になるのは、たいてい読み取った項目のほうです。ただ、まれに「予約サイトの受付番号がほしい」「キャンセル規定を確認したい」といった、項目に無い情報が要ることがあります。そのとき、予定を開けばその場で原本にたどり着けます。 メールアプリに戻って検索し直す必要はありません。
結果として、何が変わるか
出発から帰国までの予定が、時間順に一列に並びます。10月8日の朝に成田を出て、昼に桃園へ着き、送迎に乗ってホテルへ入る。翌日はツアーがあって、夜に食事。最終日は送迎に乗って空港へ向かい、帰国便に乗る。
旅行中にやることは「次に何があるか」を見るだけになります。アプリを行き来して探す時間が、そのまま消えます。
まとめ
- 予約の控えを、画像か PDF の形で集める
- まとめて読み込ませる。1件ずつでなくてよい
- 読み取り結果は必ず自分の目で確認する。とくに時刻・タイムゾーン・確認番号
- 項目に無い情報のうち、当日必要なものだけメモへ
- 元の画像と PDF は消さずに残す
なお JUNROS は予約そのものを取り扱うアプリではなく、すでに取った予約を整理するためのものです。