選び方
カレンダー・メモ・スクショ — 旅程管理の3つのやり方を比べる
旅行の予定をまとめる方法は、道具を増やさない範囲だと、だいたい次の3つに落ち着きます。
- カレンダーアプリに予定として入れる
- メモアプリに書き出す
- スクリーンショットを撮って写真アプリに置く
どれも実際に使えます。ただし向き不向きははっきり分かれていて、旅行の規模と行き先で答えが変わります。 順に見ていきます。
1. カレンダー
向いていること。 時間軸で並ぶので、次に何があるかが分かります。通知も出せます。普段から使っている道具なので、新しく覚えることがありません。
つらいところ。 入力が全部手作業になります。航空券・ホテル・送迎・ツアー・レストランと5件あれば、5回打ち込むことになります。便名や確認番号のような英数字の入力は、地味に間違えます。
もう一つ、予約票そのものは残りません。 座席番号やキャンセル規定を確認したくなったとき、結局メールを探しに戻ることになります。
海外だとタイムゾーンの扱いも面倒です。手で入れる場合、その予定がどの時計の時刻なのかを自分で意識し続ける必要があります。
2. メモアプリ
向いていること。 自由に書けます。確認番号だけ、住所だけ、といった取捨選択が効きます。予約が2〜3件の短い旅行なら、これがいちばん速いことも多いです。
つらいところ。 時間順に並ぶ保証がありません。自分で並べ、変更が出たら自分で直すことになります。旅程が長くなるほど、メモ自体が読みにくくなります。
通知も出ません。「次に何があるか」を能動的に見に行く必要があります。
3. スクリーンショット
向いていること。 手間がほぼゼロです。予約が確定したら撮るだけ。原本がそのまま残るので、座席でもキャンセル規定でも、写っていれば後から読めます。電波がなくても見られます。
つらいところ。 並びません。写真アプリの中で時系列に並ぶのは「撮影日」であって、旅行の日程順ではありません。旅行中に必要な1枚を探すのは、結局スクロールになります。
枚数が増えるほど探しにくくなるので、旅行用アルバムを作るなどの工夫が要ります。
比べると
| カレンダー | メモ | スクショ | |
|---|---|---|---|
| 入力の手間 | 大(全部手打ち) | 中 | 小 |
| 時間順に並ぶ | ○ | △(自分で並べる) | ✕ |
| 通知 | ○ | ✕ | ✕ |
| 原本が残る | ✕ | ✕ | ○ |
| オフライン | ○ | ○ | ○ |
| 海外(時差) | △(手で意識する) | ✕ | ✕ |
見て分かるとおり、「並ぶこと」と「原本が残ること」を同時に満たすものがありません。 カレンダーは並ぶが原本が消える。スクショは原本が残るが並ばない。
実際には多くの人が併用しています。カレンダーに飛行機だけ入れて、あとはスクショ。あるいはメモに確認番号を書き写して、原本はメールに置いたまま。悪くない運用ですが、確認先が2つ以上ある状態は残ります。
どう選ぶか
- 予約が2〜3件・国内 → メモかカレンダーで十分です。道具を増やす必要はありません
- 予約が5件以上 → 手入力の負担が効いてきます。入力を減らす方法を考えたほうが早いです
- 海外 → タイムゾーンをどう扱うかが効きます。手作業だと、ずれても気づきにくいです
- 原本をよく見返す → スクショか、原本が予定に紐づく形が要ります
JUNROS の位置づけ
JUNROS は、この表の「並ぶ」と「原本が残る」を同時に満たすことを狙って作っています。
予約確認メールのスクリーンショット、ホテルの PDF、予約サイトの完了画面。撮る/選ぶだけで AI が日付・時刻・場所・便名・確認番号を読み取り、予定順に並べます。 読み取ったあとも元の画像や PDF は予定に添付されたまま残るので、項目にない情報は原本を開けば分かります。
タイムゾーンも、移動する予定は出発側と到着側で別々に持ちます(詳しくはこちら)。
読み取り結果は必ず確認画面に出るので、目で見てから登録します。手入力をなくすためのアプリであって、確認をなくすためのものではありません。
なお JUNROS は予約そのものを取り扱うアプリではなく、すでに取った予約を整理するためのものです。